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内定のお礼状・お礼メールの正しい書き方と好感の持てる例文

内定のお礼状・お礼メールの正しい書き方と好感の持てる例文

企業からの採用通知が届いたら、内定のお礼状、お礼メールを送付することをおすすめします。

内定をもらって「やった!」と喜ぶ気持ちが沸き起こるのはよくわかります。入社が決まれば会社の人への心象を良くしておくためにも、正しいお礼状の書き方をマスターしておきましょう。

感謝の気持ちが伝わるお礼状の内容と参考例

ビジネスマナーに則ることはもちろんですが、大切なのは感謝の気持ちを伝えることです。定型の決まり文句だけでなく、心のこもったお礼状を目指しましょう。

お礼状の内容は、以下のようなものが一般的です。これ以外にも、面接時に話題に上った事柄なども含め、感謝の気持ちを伝えられる温かい文章を心掛けましょう。お礼状の参考と一緒に見ていきましょう。

    【お礼状の内容】

  • 日付・宛先
  • 文頭と文末は「拝啓」「敬具」または「謹啓」「敬白」
  • 時候のあいさつ
  • 採用へのお礼と感謝の言葉
  • 入社後の意欲
  • 今後お世話になることへのあいさつ
  • 書面でお礼を伝えることの決まり文句
  • 自分の氏名

1から3および7、8は一般的なビジネス文書でもよく用いられる定型のパターンでもあります。
4~6は自分の想いを表現しやすい箇所でもありますが、かといってあまりだらだらと長く書くのはかえって悪印象です。
これらをふまえて、参考例を記載します。

【お礼状の参考例】

平成〇年〇月〇日
○○株式会社
人事部 採用係 御中

拝啓

春風の候、貴社ますますご清栄のこととお慶び申し上げます。

この度は内定を頂戴し、誠にありがとうございました。
また、面接では貴重なお時間を割いていただいたことを、重ねて御礼申し上げます。

ここ数日間は、面接での会話を思い返し、反省とともに緊張の日々を過ごしておりました。
採用のご連絡を頂き、これから御社で働くことができることを大変嬉しく思い、その喜びは現在も続いている次第でございます。
内定を頂戴してからこれまで、入社日を待ち遠しく思う気持ちとともに、身の引き締まる思いを強く感じております。

まだまだ至らない部分も多々あるとは存じますが、1日でも早く仕事に慣れ、貴社に貢献できるよう努めたいと思います。

ご指導、ご鞭撻のほど、何卒よろしくお願いいたします。

まずは書面にて、取り急ぎ御礼を申し上げます。

敬具

○○ ○○(氏名)

お礼メールの場合はメール特有のマナーに注意

注意点や内容は書面の場合と同様ですが、件名を付けたり、自分の名前を冒頭で名乗ること、「拝啓」や「敬具」を抜いたりと、いくつかのメール特有の注意点があります。

    【お礼メールの内容】

  • 件名・宛先
  • 文頭は「お世話になっております」
  • 冒頭で自分の名前を記載する
  • 採用へのお礼と感謝の言葉
  • 入社後の意欲
  • 今後お世話になることへのあいさつ
  • 書面でお礼を伝えることの決まり文句
  • 署名

以下はお礼メールの一例です。

【お礼メールの参考例】
<件名>
内定をいただき誠にありがとうございます

<本文>
○○株式会社

人事部 採用係
○○様

いつも大変お世話になっております。
先日、貴社より内定の通知を頂戴しました○○○○(氏名)でございます。

この度は採用のご連絡を頂戴し、誠にありがとうございます。
また、面接では貴重なお時間を割いていただいたことを、重ねて御礼申し上げます。

ここ数日間は、面接での会話を思い返し、反省とともに緊張の日々を過ごしておりました。
採用のご連絡を頂き、これから御社で働くことができることを大変嬉しく思い、その喜びは現在も続いている次第でございます。
内定を頂戴してからこれまで、入社日を待ち遠しく思う気持ちとともに、身の引き締まる思いを強く感じております。

まだまだ至らない部分も多々あるとは存じますが、1日でも早く仕事に慣れ、貴社に貢献できるよう努めたい所存でございます。

ご指導、ご鞭撻のほど、何卒よろしくお願いいたします。

まずは取り急ぎ、御礼申し上げます。

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氏名:○○
メール:○○@○○
電話番号:xxx-xxxx-xxxx
住所:〒○○○-○○○○
○○県○○市○○町○○番地
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メール作成時にありがちなミスとして、作成途中での送信など誤操作や漢字の誤変換に注意してください。

また、メール末尾には署名欄として、自分の名前やメールアドレス、電話番号などの連絡先情報を挿入しておきましょう。郵送のやりとりがあれば、住所も記載しておくと相手にとって便利です。

お礼状・お礼メールの作成~送付時の注意点

お礼状を出す際には、いくつかの注意点があります。

せっかく貰った内定でも、お礼状の文面におかしな部分があると評価が下がってしまうこともあります。以下の点に気を付けて、より好印象を持って貰える書面を準備しましょう。

まず送付のタイミングですが、お礼状は内定の通知を受けた当日、もしくは翌日には投函しましょう。メールの場合も同様のスピード感が望ましいでしょう。

早めに返事を受け取ると、企業側も印象に残ることが多いようです。すぐに対応するのが難しい場合でも、可能な限り早目にお礼状を送りましょう。

また、当然のことながら、誤字や脱字は無いようにしましょう。どんなに気持ちのこもったお礼状を作っても、文章に誤りがあれば台無しになってしまいます。お礼状ができあがった後にはよく読み返し、間違いのないことを十分に確認しましょう。

なお、メールの場合には関係ありませんが、お礼状を郵送する際には白色の封筒と便箋を用意しましょう。縦書き、横書きの明確な決まりはありませんが、縦書きのほうが丁寧な印象を受ける人が多いですので、縦書きをおすすめします。

採用してくれたことへの感謝を伝えるものなので、事務的な印象を与える茶封筒や、カジュアルな柄入りの用紙などは避けた方が無難です。

お礼状は手書きで作成するほうが好印象

最後に、手書きかパソコン作成かという点について解説します。

お礼メールの場合には、パソコンやスマートフォンでの作成となります。

一方で、お礼状の場合は、手書きの方が好印象を与えるようです。

パソコンでの書類や手紙が多くなる昨今ですが、ぜひ手書きでのお礼状作成をおすすめします。

いかがでしたでしょうか? お礼状・お礼メールで大事なのは、感謝の気持ちを伝えることです。気持ちが伝わるお礼状・お礼メールで、これから迎える会社での生活をより良くできるものを送りましょう。

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