履歴書

在職中で転職する場合の履歴書の職歴欄の書き方

在職中で転職する場合の履歴書の職歴欄の書き方

在職中に転職活動をする人も多いですが、履歴書の職歴欄にはどのような文言が相応しいのでしょうか?詳しく見ていきましょう。

在職中の職歴欄の書き方は2パターン

在職中の職歴欄の書き方は、「まだ退職予定日が決まっていない場合」と、「退職予定日が決まっている場合」で書き方が異なっています。求人を出している企業にも、いつ頃には入社して欲しいなどの都合がありますので、もし退職予定日がわかっていればそれを記載することで企業側も選考を進めやすくなります。

1.退職予定日が決まっていない場合

まず「退職予定日が決まっていない場合」ですが、これは会社にまだ退職することを伝えていない場合や、伝えていてもいつ退職するのかが決まっていない場合です。この場合、応募先に対して在職中である旨を伝えることが必要です。

「現在在職中」と書く場合と「現在に至る」という2つの書き方があります。それぞれの例を記載します。

「現在在職中」と記載する場合

職歴の最後に会社名を記載し、そのまま続けて「現在在職中」と書きます。一行で書く際はこの記載法を用いることが多いようです。漢字が続いてしまって読みづらいときには、社名の後ろにスペースを空けるなどの工夫をしましょう。

また、忘れてしまいがちですが、職歴欄の最後には右詰めで「以上」と書くようにしましょう。

平成〇〇 3 〇〇大学〇〇 卒業
職歴
平成〇〇 4 株式会社〇〇 入社
平成〇〇 10 株式会社〇〇 自己都合により退職
平成〇〇 11 株式会社△△ 入社
平成〇〇 12 株式会社△△ 現在在職中
    以上

「現在に至る」と記載する場合

もう一つの書き方で「現在に至る」という記載をする場合があります。職歴欄の最後に記載する在職中の企業名や部署名が長い場合には、改行して「現在に至る」と記します。左詰めで書く事が一般的です。

なお「現在在職中」と「現在に至る」はどちらも履歴書に書く意味としては同じで「まだ会社に在籍している」ということを表しています。

平成〇〇 3 〇〇大学〇〇 卒業
職歴
平成〇〇 4 株式会社〇〇 入社
平成〇〇 10 株式会社〇〇 自己都合により退職
平成〇〇 11 株式会社△△ 入社
平成〇〇 12 株式会社△△ 西東京支所
    現在に至る
    以上

2.退職予定日が決まっている場合

「退職予定日が決まっている場合」というのは、自分が会社に退職することを伝え、退職する日にちが実際に決まっている場合です。退職予定日が決まっている場合は、応募先の企業もそれを考慮して選考できるので、いつなのかを記載するということが必要です。

在職中の会社と退職の話が進んでいて、辞める日が決まっている人は退職予定日を書きましょう。具体的には、「平成〇〇年〇〇月 〇〇都合により退職予定」という書き方です。

平成〇〇 3 ○○大学○○ 卒業
職歴
平成〇〇 4 株式会社〇〇 入社
平成〇〇 10 株式会社〇〇 自己都合により退職
平成〇〇 11 株式会社△△ 入社
平成〇〇 12 株式会社△△ 平成〇〇年〇〇月 自己都合により退職予定
    以上

なお、日付より後の部分については、自己都合の場合は上記の「自己都合により退職予定」という書き方になり、会社都合の場合には、「会社都合により退職予定」と書きましょう

自己都合というのは一般的に自分の希望により退職する場合で、会社都合は、リストラや倒産など、言葉通り会社の都合で職を失う場合です。

また、契約社員が期間満了によって会社を辞める場合には、「契約満了により退職予定」という書き方になります。

連絡事項は本人希望欄・備考欄に記載する

在職中の方が書く履歴書には、職歴欄以外にも関連して注意するポイントがあります。在職中の場合、日中は仕事をしていることが多く、連絡があってもすぐに対応できないことがよくあります。

担当者から連絡しても電話がつながらない…といったトラブルを防ぐための配慮として、「本人希望欄」「備考欄」の書き方がポイントとなります。

働きながら就職活動をしている人は、「希望の連絡方法(メール、電話など)」、「連絡の取りやすい時間帯」、「出社可能日」を補足しておくことをおすすめします。メールでの連絡を希望する場合にはアドレスを併記し、電話の方が都合いいのであれば、連絡の取れる時間帯を記載しておきましょう。

本人希望欄の書き方は以下を参考にしてください。

現在在職中のため、月~金曜日の9時~18時は電話に出ることができません。ご連絡は、お電話の場合は平日は18時以降か、メールアドレス「******@***.***」までお願いします。
 
出社可能日:平成〇〇年〇月〇〇日より就業可能です。

出社可能日も書く意味としては退職予定日と同様で、いつから出社できるのかがわかったほうが選考活動をしやすいという企業側への配慮を考えてのことです。ただ、すぐに新しい企業で就業を始めない場合もあるでしょう。退職を機に1ヵ月くらいのんびりしたり、長期の旅行に出かけて羽を伸ばしたりしたいという方は、その予定もふまえて出社できる日を書いておきましょう。

なお、「本人希望欄」が給与、勤務地、職種など他のことで埋まっている場合や希望欄がない場合、「備考欄」に記載しても構いません。

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